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肩こりが治らない原因『鉄不足』

首、肩、背中のコリの原因は

骨格や姿勢(普段の筋肉の使い方)も

大きく影響しますが

栄養も関わっています。

   

特に関係するのは

ビタミンB群、マグネシウム、鉄などですが

今回は鉄について取り上げます。

   

鉄不足改善セミナーの資料の一部

   

切れ痔を治したら肩こりが良くなった男性

   

以前に、肩こりが何をしても治らないという

知人(男性)の話を聞いたのですが

  

肉もそこそこ食べているし

割と体格がよく消化力もありそうなので

鉄ではないだろうなと

見た目からおもったのですが

  

念のため『切れ痔はない?』と確認。

去年くらいから、便器真っ赤になるときあるよ

それ、あやしいね

   

結構重症だったようで病院で治療し

半年後位に

『肩こりすごく良くなったよ』

と教えてくれました。

   

そもそも

切れ痔になるほど便が固いという時点で

腸内環境はよろしくない=ミネラル吸収不良

というのもあったのだと推測しますが

  

ほぼ毎日のおしりの出血も

かなりのロスだったようです。

   

肩こりの原因は筋肉内のエネルギー不足

   

肩こりとは、筋肉が固くなり

血管が圧迫されて血流不良になることで

細胞内の代謝物がたまる、栄養素が届かない

といった状態です。

これが、痛みやこわばり等を引き起こしています。

    

自律神経の過緊張によって

電気信号のように筋肉がギューッとして

固くなり血流が悪くなるのも

大きな要因ですが

  

それ以外にも

そもそも筋肉が活動するたの

エネルギーが不足しているというのも

肩こりを作る一因です。

   

エネルギーが足りなければ

筋肉の収縮運動は充分に行えず

筋肉は固くなり

血流やリンパの流れが悪くなる。

↓   

必要な栄養素が届けられない

老廃物を流せない

という悪循環になります。

  

エネルギー産生はざっくり分けると

①解糖系(細胞質)

②TCA回路・電子伝達系(ミトコンドリア)

で産生していますが

   

日常的な筋肉運動(負荷の弱い)の

エネルギー供給源となるのは

主に②のミトコンドリアです。

   

  

ミトコンドリアでのエネルギー産生

は酸素を必要とします。

  

その酸素を運んでいるのは『鉄』

というわけです。

   

鉄不足=エネルギー不足

  

ビミンB群のサプリメントで

肩こりが緩和するケースも多いですが

これもエネルギー産生を助けることが理由です。 

  

また、活動によって活性酸素が発生

細胞内で適度に除去できない

これも筋疲労の原因となります。

   

活性酸素を除去する物質の総称を

SODと言いますが

SODの構成成分になっているのも鉄です。

   

 鉄不足改善セミナーの資料の一部

   

鉄が不足すれば

抗酸化力も低下するという事です。

    

鉄を運ぶ赤血球はクオリティーが問われる

   

体内の鉄のおそよ7割は

赤血球の中に存在して酸素運搬をになっています。  

   

つまり、赤血球の質を血液検査でみる事で

鉄の充足度を推測できます。

  

ですから、鉄不足による

不調を改善するためには

赤血球を良い状態にすることが大切です。

  

 鉄不足改善セミナーの資料の一部

   

しかし赤血球の合成には

鉄だけでなく図にあるような

多くの栄養素が関わってきます。

   

赤血球は毛細血管よりもサイズが大きいため

ぐにゃりと折れ曲がり(変形能)

抹消に流れ込むので

柔らかさや適性なサイズに育つことも重要です。

ここにはコレステロール

ビタミンEなどが関わります。

  

赤血球が肥大化している

巨赤芽球性貧血のタイプの方は

手足がとても冷えるという症状が多いです。

   

湯船でしっかりと温まって

すぐに靴下をはいて布団に入っても

すぐに冷えて寝れない、といった状態。  

   

これは赤血球の合成不全による

血流障害の例です。

  

合成不全にはB12、葉酸、甲状腺機能

が関わります。

   

鉄不足はHbやフェリチンだけでは分からない

体内の貯蔵鉄である

フェリチンも認知度が上がりました。

   

Hb(ヘモグロビン)が正常でも

フェリチンが低値だと

貧血でない鉄欠乏

という状態ですから、鉄不足の症状が出ます。

   

しかしフェリチンが高ければOK

というわけでもなく

例えば、体内に炎症があると

フェリチンが上昇します。

   

鉄不足と炎症の両方があれば

フェリチン値は一見、理想値になるのです。

これを分子栄養学ではマスキングと言います。

  

血液検査データは

マスキングが多いため

深く考察して見ることが大切です。

     

   

鉄欠乏が長期になると

甲状腺機能にも影響します。

甲状腺ホルモンの活性化に

鉄が関わるためです。

   

こうなると

鉄サプリをとったくらいでは

なかなか改善しません。

   

ここでは紹介しきれませんが

鉄不足の改善は手強く

腸内環境やタンパク代謝も関わります。

  

一度まるっと理解して取り組むと

自分は何から手をつけたらいいか見えてくると思います。

    

肩こりも鉄欠乏の症状です。

お悩みの方は一度チェックしてみましょう。  

   

セミナーでは血液検査の見方も解説しています。

7/17(土)鉄セミナー

   

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