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ダイエット「ここだけは押さえておきたい」体質チェックポイント
太る原因はカロリーのインアウトバランスだけではない
マイナビコラム
代表：篠塚が執筆しました。
ダイエット中の食事選びでは
カロリーを気にする方も多いと思います。
しかしハイカロリー
活動量 ＜ 摂取量
がすぐに太る事に直結するわけではありません。
食べ物の持つカロリーが
そのまま人体で
同様のカロリーとして使われるか？
といえばそうではありません。
これは多くの方がなんとなく知っている事と思いますが
それはなぜなのでしょうか？
消化→吸収→代謝→エネルギー産生には
様々な要因が影響します。
- 自律神経
- 血糖値の変動
- 胃腸状態
- 腸内環境
- 甲状腺機能
- 肝機能
たとえば腸内環境が良くない場合
食べ物の栄養素をうまく吸収できません。
吸収できないから太らなくていいのでは？！
と思いがちですが実は逆。
必要な栄養が吸収できないから太るのです。
速やかにエネルギーになり
余ると脂肪になりやすい糖質は
腸内環境が悪くても吸収できます。
しかし糖質をエネルギーにかえるために必要な
ビタミンやミネラルは
胃腸の状態によって吸収率が変わります。
つまり腸内環境が悪い
＝代謝を上げる栄養素が吸収できない
必須栄養素不足の「栄養失調」の状態。
現代人の肥満はほとんどが栄養失調パターンです。
栄養＝カロリーではありません。
カロリーは厳密には単位ですよね。
（便宜上よく使われますが）
ハイカロリー＝高栄養ではありません。
外食や加工食品は
ハイカロリーで低栄養
のものがあふれています。
こればかり食べていると
どんどん代謝が落ちてしまいます。
また、例え良いものを食べていても
それをしっかりエネルギーに変えるには
消化吸収力が必要。
ここが健康の要です。
ダイエット、エイジング、予防医学
全て同じです。
元気で不調のない若々しい人
気持ちが安定している人は
胃腸や腸内環境が良く
栄養状態が良いのです。
胃腸を元気にして腸内環境を改善するために必要なこと
では胃腸・腸内環境をよくしたい
消化吸収力をよくしたい
この場合どうしたらいいでしょうか？
ここに特に深く関係してくるのが自律神経です。
セミナーでもお話しようと思っていますが
カウンセリングでも必ずチェックしている部分です。
自律神経は自分の意識と関係なく
働いている神経で
アクセルの役割の交感神経
ブレーキの役割の副交感神経があります。
ストレスが多く寝不足で食が乱れている人は
ほどんどのケースで交感神経が優位になっています。
この状態が長く続けば
胃腸機能、消化吸収力がどんどん低下していきます。
交感神経優位な状態は
消化液が出にくく
蠕動運動も低下し
眠りが浅くなります。
この状態に自分では気づいていないことも多いです。
ずっとそんな状態で過ごしているので
それが普通になっているから分からないのです。
自律神経に乱れがある方の
血液検査の所見としては
- LDLコレステロールが高い
- LDLコレステロールが低すぎる
- 中性脂肪が低い
- 好中球（白血球の一種）が多い
等があります。
自律神経をと整える食事とは？
自律神経不調の根本原因は
人それぞれですが
食事も大きな影響を与えています。
食事を変えるだけでも
自律神経の乱れを整えることができます。
とくに血糖値を安定させる食べ方は重要。
血糖値と自律神経と腸内環境はリンクしているのです。
お互いに影響しあっているのですね。
ここを管理できるようになると
体のレベルが変わります。
実際に測定してみると
想像以上に血糖値の乱れがあることもしばしば。
セミナーでは理論から詳しくお話しますが
ちょっとした工夫でとても変わります。
そこに気づくと
仕事や家事のパフォーマンスを
もっともっと向上させることができる。
あなたは本来のパワーを
発揮できていないとしたら
とてももったいないこと。
食によって自律神経をととのえ
もっとやりたい事にチャレンジして
気持ちも体も軽くなり人生を楽しみましょう。
体はメンテナンス次第で変わります。
マイナビニュース『カロリー計算に頼らない！腸内環境改善ダイエット』
こちらのコラムは
腸内環境を整え栄養吸収UPするための
基本的な事について書いています。
サラッと読めますので
ご参考にしてみてくださいね。
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