鉄をいかにとるか
不定愁訴のある女性が乗り越えなければならない1つのテーマです。
鉄は吸収性の悪さ、食品含有率の少なさ、胃腸との相性、腸カンジダ増悪(横取り)問題のほか、そもそもたんぱく代謝が悪い場合はそちらが先になるし、ミネラルのなかでも手ごわい種類。
血液検査でもマスキングが多く、欠乏が分かりにくいので、自覚がない方も多いですが、日本人の7割は「潜在性鉄欠乏」いわゆる「貧血でない鉄欠乏」といわれていますから、有経女性なら絶対に「鉄のとり方」についてはマスターしておきたい。
食事
レバー、ハツ、砂肝、赤身肉(豚や牛のヒレ)、かつお、しじみ、あさり、牡蠣、納豆、小松菜など(植物性は特にすっぱい物と一緒にとること)
漢方薬
四物湯、帰脾湯、婦宝当帰膠など
健康食品
ミキプルーン、サジー、コジベリーなど
サプリメント
キレート鉄、ヘム鉄、フェリチン鉄
調理器具
鉄包丁、鉄鍋、鉄スキレット、鉄卵
皆さんはどんな対策をしていますか?
昨日のゲリラインスタライブでお話しましたが、フェリチン1桁から食事だけで20まで上げるのに2年かかった、という症例があります。さらにそこから40まで上げるのに2年、トータル4年です。
冷え、頭痛、慢性的倦怠感、エネルギー不足の改善に4年もかかるなんて(涙)待ってられませんね。
ですから、鉄不足が深刻な場合、ある程度脱出するためには、食事だけでは厳しいことを覚えておきましょう。とにかく出来ることを試してみてください。
腸カンジダや下痢、便秘がひどい場合を除き、鉄サプリメントは一度は試してほしいと思います。
前置きがながくなりましたが、「強力溶出タイプ鉄卵」がとても気に入っているのでレポ―トします。
重さは170g
これ、ご飯を炊くときにいれたら、すごくおいしい!
私は最近は土鍋派ですが、炊飯器でも使用できるようです。
炊きあがりのご飯は、すこしグレーっぽくなります。さすが強力流出!
肝心の味ですが、ミネラルが含まれているとこんなにおいしいのか!とびっくりしました。私が鉄不足なので、そう感じるのかもしれません。色のわりには、鉄臭さも特に気なりません。
パッケージの注意書き
「錆が嫌だ、手入れが面倒という方は購入しないでください」
私は基本、楽したい、面倒くさがり、ですが、今回ばかりは鉄が優先。ということで忠告を無視して購入したのですが、買ってよかったです。手入れも思ったほど面倒ではなかった!
この構造、箸で取り出せるのが便利。
ご飯が穴につまることもあるのですが、ドボンと水に入れてふやかしておくと簡単に落ちます。すぐに拭いて乾燥させても結構さびてきますが、錆自体はたべても問題ないのであまり気にしていません。クエン酸をつかうとすぐに落ちるそうです。
洗う時は、洗剤をつかうと吸収してしまうので、基本水洗いで。これで鉄がとれると思えば、手入れはさほど面倒ではありません。パッケージの注意書きが、ハードルを上げているせいもありますが(笑)
鉄卵は、なによりコスパが最強です。
また、鉄卵は吸収のよい二価鉄が80%以上だそう。(南部鉄器HPより)
鉄卵の摂取量は少ないとはいえ、無視できない量です。
まとめ
メリット・・・ご飯がおいしくなる、鉄がとれる、安い
デメリット・・・錆びやすい、穴にご飯がつまる、軽くはない(がたいして重くもない)
鉄卵でも吐き気が出てしまう方もいますし、個体差がありますが、とにかく何でも一度はやってみることをおススメします。合わなかったらやめればいいのでね。
そのくらい鉄の充足は必死になってちょうどいい。
是非、参考になさってください。
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